私ことK編集長は、先日30歳になった。20代のうちは目前の仕事を片付けるのに精一杯だったが、そろそろ楽しむ余裕もできれば......と欲が出てくる。ウキウキしながら生きるには、どうしたらいいんだろう。そういえば日々の生活で、羽を伸ばせる場面は、だんだん減ってきてる気がする。
そんなある日、ふと日常を「旅行」だと思えばいいんじゃないかと考えた。毎日の通勤コースでも、旅行中なら楽しく歩けそう。そんな思いから、旅っぽい格好に身を包み、見慣れた街を散策してみることにした。
旅行するからには、まず形から入りたい。観光客でも楽しそうだが、「旅へ導く側」になって、ご近所を案内したら、新たな発見ができそうだ。ネット通販で、それっぽい服を購入。ウイッグと帽子をかぶり、首にはスカーフと笛をあしらう。白手袋をしたら......完成だ。
遠くから見たら、意外と...?
「本日、旅のお供をさせていただきます! Jタウン旅行社のKと申しますっ!!!!」
苦笑する編集部員(お客さん)を前に、あいさつをする新人ガイド。社旗っぽいのは、自宅でアイロンプリントを駆使して作った。今回の行程は、すべて徒歩。「バスガイド」とは呼べないので、おもわず話題にしたくなるスポットを紹介する「バズガイド」を名乗ることにした。我ながらいいネーミングだ。
右手に見えますのは、アジサイでございます
Jタウンネットの編集部は、東京・四ツ谷が最寄駅だ。まず駅前に向かい、周囲の目が気になりつつも、1つ目のスポットを案内する。