9月26日、三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹相模原店(神奈川県相模原市)と、伊勢丹府中店(東京都府中市)、新潟三越(新潟県新潟市)の3店舗を閉店すると発表した。
相模原店や府中店がオープンしたのは、それぞれバブル期だ。相模原店は'92年の宮沢りえ主演ドラマ『東京エレベーターガール』(TBS系)の舞台として一躍有名になるなど、郊外ライフの象徴として存在感を放ってきた。
しかし、周辺住民は「平日はお客さんがまばらだし、客層もほとんど高齢者。閉鎖は時間の問題と思っていました」「府中店は狭くて品ぞろえがよくない。電車で20分の新宿店に行っちゃいますね」と、以前から撤退を予感していたという。
一方、地域の自治体にとって閉鎖は痛手のようだ。
「やはり伊勢丹が駅前や街にあるのとないのとでは、都市のブランド力が大きく違います」(自治体職員)
百貨店ビジネスそのものが時代遅れとの指摘もあるが、実は違う。伊勢丹の新宿店や三越の銀座店に関しては、外国人観光客のインバウンド効果などから集客、売り上げ、利益ともに今年は好決算をたたき出しているのだ。
「郊外タイプの百貨店として成功したのが、世田谷区にある『玉川髙島屋S・C』。二子玉川駅のブランドを高め、百貨店とともに町全体が発展していったいい事例です。伊勢丹の2店もそこを狙っていったが、相模原は住民層とのギャップ、府中は小さすぎる店舗がネックになった。ずさんなマーケティングをして、バブルの勢いだけで出店した時点で、負けが決まっていたんです」(経済評論家)
つまり、今回の閉店ラッシュは、バブルの“負の遺産”の清算にすぎず、百貨店というビジネスモデルの終焉を意味するものではないという。しかし、成長を続けるネット通販などには、こうしたスリム化だけでは太刀打ちできない。やはり、何らかの策が必要だろう。
三越伊勢丹HD“負の遺産”を清算、3店舗一斉閉鎖
2018.10.17 07:00
|
週刊実話
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
脱衣所で『女性の裸』盗撮 市役所職員(25)逮捕 被害者が【動画撮影中のスマホ】発見…
TREND NEWS CASTER
2
ホテルで【知人男性】に『性的暴行』 県立高校教諭(38)逮捕 教諭は「(被害者が)酒に酔って覚えていないだろうと思い…」
TREND NEWS CASTER
3
小学校で『80人発症・4人入院』 「ロタウイルス」感染性胃腸炎 毎年【3月~5月】に流行
TREND NEWS CASTER
4
「いつでも暴れる準備はできている」 北海道・おたる水族館の〝短気なトド〟紹介文にSNS感心「リスペクト不可避」
Jタウンネット
5
青森・弘前さくらまつりの夜桜が誘う〝幽玄の世界〟 幻想的絶景に1.3万人感激
Jタウンネット
6
計823人分『給食のソフト麺』届かず… 給食開始も【1時間以上遅れ】 市教委は「配達員が体調不良」
TREND NEWS CASTER
7
干してあった『女性用下着』盗む… 【私立中高一貫校】男性教諭(39)逮捕 被害者は「(教諭が)走って逃げた」
TREND NEWS CASTER
8
電車内で【同じ女子高生】に『何度も性的暴行』 アルバイト男性(27)逮捕 男は「好みのタイプだった」
TREND NEWS CASTER
9
女子高生に『わいせつ行為』 【公立学校教諭2人】懲戒免職 被害生徒は「計4人」
TREND NEWS CASTER
10
【日替わり弁当など】食べた『55人発症・1人入院』 「ノロウイルス」集団食中毒 店を【5日間】営業停止処分
TREND NEWS CASTER