新潟名産「幻の西洋梨」ル レクチエ 濃厚な口どけ、罪な甘さにうっとり

| Jタウンネット
ル レクチエ

現実から少し離れて大人の甘さに酔いしれる。そんな官能的な時間を共にしてくれる西洋梨が新潟からJタウンネット編集部にやってきた。


ル レクチエ

西洋梨といえば「ラ・フランス」が有名だが、今回入手したのは新潟が主要産地の「ル レクチエ」と呼ばれる品種。その味や食感も、ラ・フランスとは趣が大分異なるという。一体どんな味わいなのだろうか。

年齢の数だけ身に沁みる

「ル レクチエ」はフランス原産で100年ほど前に新潟県に上陸した品種。西洋梨であるにも関わらず、本国フランスでは既にほとんど生産されていない。生まれも育ちも埼玉県の筆者は全く聞いたことがなかったが、新潟県民には広く知られた存在だという。

本国フランスでも100年以上作られていない品種が新潟で復活したウラにはこんなエピソードがある。

もともと、生産に手間がかかる品種のため、農家が自分用に作り続けていた。それが料亭に流れ、芸者たちの間でたちまち評判になり広がっていき、品種としての存在感を高めた。栽培技術の難しさ、安定供給ができるようになったのは平成に入ってからというのもあって、「幻の西洋梨」とも呼ばれることもあるそうだ。

フランス生まれ新潟育ち――。変わった道筋を歩みながらも注目度が高まったル レクチエをJタウンネット編集部は運よく入手することができた。

お酒との相性も良いとのことで下戸の筆者に加えてS編集長も交えて試食を行った。


カットしたル レクチエ

まず、スタンダードにカットしたものをいただいた。しっかりとした食感が特徴で、ラ・フランスのような舌ざわりのざらつきがない。さわやかな香りが鼻を抜けるも、口どけは濃厚。芳醇な甘みが気持ちよく口を通り抜け、喉をいたわるように滑らかさが抜けていく。

続いては我らがS編集長の出番だ。ル レクチエの入ったグラスに、こちらも新潟の八海醸造が手掛ける「あわ 八海山」を注いで楽しんでいただく。

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