筆者は最近、諸事情につき実家のある横浜と東京都内で、週の半分ずつ生活をしています。まるで江戸時代の「参勤交代」のようだなと感じる今日この頃ですが、筆者の場合は仕事の都合・結婚などによりこのような生活スタイルとなりました。
実際に江戸時代の大名たちが行っていた「参勤交代」とは、どんな制度だったのでしょうか?
(参勤交代についてはこちらも合わせてどうぞ)
キツすぎてお殿様が死亡!?超ブラックな江戸時代の参勤交代のリアル そもそも参勤交代とはいつ、何のために始まったの?参勤交代とは、江戸幕府が諸藩の大名たちを統制するために定められた政策で、簡単に言えば徳川御三家を含む大名たち(原則として1万石以上)が、「江戸詰め」と自分の領国への在国を1年交代で行うことでした。「参勤」が江戸に行くことを指し、「交代」というのが国許へ戻ることを指していました。
その始まりは、鎌倉時代の武士が「いざ鎌倉」と国許から鎌倉へ往来したことや、豊臣秀吉による「人質徴収」であったと言われています。