気がつけばもう新年。一年が過ぎていってしまうのはあっという間です。みなさんは昨年の初めや節目のときに決めた目標にいくつ取り組めましたか? ダイエット、恋活婚活、早寝早起きに節酒禁酒......。どれも意識高く決意をしたけれど、三日坊主で終わってしまったものも多いのではないでしょうか。
せっかく立てた目標にきちんと取り組めないのはなぜなのか? 邪魔していたのは「心メタボ」という気持ちの状態です。そこで、「心メタボ」とは何か? そこから脱け出すとどんないいことがあるのか? どうすれば脱け出せるのか? 一年の始まりのこの時期に、ご紹介します。
■そもそも「心メタボ」ってなに?
メタボリックシンドロームとは、運動不足や食べすぎなど日頃の不摂生が引き起こす生活習慣病のことで一般的には内臓脂肪型肥満のことをそう呼びます。そして今回のテーマ「心メタボ」は、ズバリ、心に脂肪がついてしまっている状態を指します。
たっぷり脂肪がついて重くなった体の動きがニブくなるように、心に脂肪がついてしまうと、決める、続ける、止めるを正常に行うことができなくなってしまいます。体と同じように、心にもメタボがあるのです。
どうして心という形のないものに脂肪がついてしまうのでしょう? それには刺激が少ない生活が関係しています。毎日の通勤や通学、変化の少ない仕事の繰り返し、手近なコンビニや定番のお店でご飯を済ませ、代わり映えのしない寝床で眠りにつく......。わざとネガティブな表現をしてしまいましたが、私たちの生活はだいたいこんな繰り返しで成り立っているのではないでしょうか。
結婚していたり、家族や同居人がいたりする方の場合は、たまの休みがあったとしても、様々なしがらみで完全に自由というわけにはいきません。その結果、気がつけば一年の95%以上は、自分では何も決めていない日々を過ごしているということになります。
このように心が動かない生活を繰り返していると、心にも脂肪がついてしまい、次第に心を動かすことができなくなってしまうのです。