2000年以降に成人・あるいは社会人になる世代「ミレニアル世代」は、日本においては18~25歳の若年層をさして用いられるケースが多く、社会や消費のあり方に大きな影響を与えるジェネレーションとして注目を集めています。
日本の若者たち「ミレニアル世代」は、どのような特性を持ち合わせているのでしょうか。
今回は、「住まいと暮らし」をテーマに、日本国内の18~25歳の働く男女へアンケートを実施。さらに、彼らの親世代である40~50代の働く男女にも同じ調査を行うことで、「ミレニアル世代」ならではの住まい観・暮らし観を探りました。
居住環境の重視ポイント…ミレニアル世代と親世代の共通点・相違点とは?
例えば、ミレニアル世代では「飲食店が多いこと」を挙げた人が32%と約3人に1人にのぼりましたが、親世代で同じ回答をした人はわずか7%。また、「都市の中心部であること」と回答したミレニアル世代は33%である一方、親世代では17%にとどまっています。逆に、親世代では「自然災害に対して安全な立地であること」と回答した人が53%と半数以上でしたが、ミレニアル世代においては43%で10ポイントの差が生じています。