「多くの感動を呼んだ」天皇・皇后両陛下の睦まじさと沖縄への思い

| アサジョ
「多くの感動を呼んだ」天皇・皇后両陛下の睦まじさと沖縄への思い

 2月24日、「天皇陛下御在位30年記念式典」が国立劇場で開催された。4月30日に譲位する陛下は「私がこれまで果たすべき務めを果たしてこられたのは、その統合の象徴であることに、誇りと喜びを持つことのできるこの国の人々の存在と、過去から今に至る長い年月に、日本人が作り上げてきた、この国の持つ民度のお陰でした」と述べ、国民への謝意を示された。

 この後、お言葉を述べられる順番を間違える場面もあったが、皇后さまがそっと指摘されると、陛下は「え? どうして? あ、そうか」と手元の原稿を確認。「え? これだ。どうも」と応じられ、すぐに再開された。これに対し視聴しながら実況するSNSでは「美智子様、暗記してらっしゃるのかな。素晴らしい内助の功」「天皇・皇后という立場から一瞬だけ夫婦の姿が見えた気がしてなんだか嬉しい」など称賛の声が上がった。

「陛下作詞、皇后さま作曲による『歌声の響』が、沖縄出身の歌手・三浦大知によって歌唱されるとさらに大きな反響が。『美智子様の笑顔が最高だった。大知くん感動したよ。お疲れさまでした』『三浦大知くんよかった。素敵な歌声だった』『沖縄出身です。両陛下が作詞作曲…素晴らしい歌で涙しました』など、沖縄にお心を寄せる天皇・皇后両陛下のお気持ちは、大きな感動を呼んだようです」(芸能ライター)

 くしくもこの日は、沖縄県名護市辺野古沖の埋め立てへの賛否を問う県民投票も実施されていた。その結果は「反対」43万4273票、「賛成」11万4933票、「どちらでもない」5万2682票。この民意を政府はどう受け止めるのだろうか。

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