少し前に「断捨離」という言葉がブームとなりましたが、最近では必要最低限のものしか持たない「ミニマリスト」という言葉もでてきましたね。
しかし、断捨離やミニマリストは物欲がない状態や人を指すのではなく、単純に物をひたすら捨てることや「不要なものを捨てて心身ともに健康的で満ち足りた気分になる状態」を意味します。
つまり、単純に「物欲がない」という心理とは少し異なります。
今回は断捨離でもミニマリストでもなく「お金がないわけではないのに物欲がない」という心理そのものを分析してみたいと思います。
■物欲がない人の心理
◇1.満足
これまでの生活の中で物欲が十分に満たされたので、もうこれ以上物質はいらないという状態です。
多くの資産を築いた方が自治体や団体に寄付をしたり、自身が私的に集めた芸術品を展示する美術館を建てたりしたりするのがこの心理状態に該当します。
そこまで資産を持たなくても、ボランティア活動など物質ではないものに価値や生きがいを見出す場合もあります。
◇2.諦め
素敵だな、と思うものを見ても「どうせ自分には似合わない」「自分にはこんな高価なものを身につける資格がない」と思ってしまう心理です。
このタイプの方は日常生活における自責感情が強く、また自己肯定感情も低い傾向にあります。
恋愛や人間関係でも「どうせ自分なんて……」と行動する前に諦めてしまうことが往々にしてあります。
◇3.無気力
たとえば、洋服や靴を購入するために外に出かけたとしても、自分に似合うものを選ばなくてはなりません。ネットショッピングだとしても、たくさんの画像の中から選択をする必要があります。
人間は脳が疲れると「選択する」ということが億劫になります。
そのため、選択する場面を考えただけで無意識に「買わなくていい」と判断をします。
それを意識下では「物欲がなくなった」と認識してしまうのです。