吉本騒動:ロマン優光連載140

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吉本騒動:ロマン優光連載140

ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第140回 吉本騒動

 あのー、この前の吉本の岡本社長の会見凄かったですよね。あれ、松本さんにやれって言われて仕方ないからやっただけで、何が問題とされてるかよくわからないままやってしまったって感じでしたよね。コンプライアンス、コンプライアンスと言いながら、一番言っちゃいけない「冗談でいいました」という台詞を言ってしまうあたり準備が全然できてなかったんだと思います。想定される質問の範囲内なのだから、聞かれる前から「私としては冗談のつもりだったのだが、立場の差を考えておらず、一方的な抑圧として機能する以上はパワハラでしかなかった。」とか最初から発言するように準備しておけばいいのに、なんだかグダグダやっていて、本当にあわてて会見開いたんだなというのがよく伝わる会見でした。
 闇営業問題の発覚から、反社グループから謝礼をもらっていたことの公表、宮迫さんと亮さんの会見、岡本社長の会見と続く流れは本当にグダグダで、税金が投入される公的事業に関わる企業としてどうなるかという印象になってしまうのは仕方がないことでしょうね。
 この一連の流れの中にはいくつかのポイントが存在します。入江さんの仲介による反社グループ相手の闇営業。吉本自体が入江さん経由で反社グループがスポンサーであるイベントにタレントを出していたということ。入江さんに反社グループを紹介したと思われるエイジエンターテイメントというイベント会社・広告代理店の存在。宮迫さんが嘘をついて保身をはかっていたこと。岡本社長のパワハラに代表される吉本の古い体質。所属芸人の会社への不満の噴出。それぞれ別の話ではありますが、トータルとしては「あの会社は変」と多くの人に受け取られる結果になってしまったのではないでしょうか。
 宮迫さんたちの嘘についてなのですが、一般人ですら「謝礼もらってないわけないだろう」と思っていたのに、会社がすんなり信じるのは変な話です。あえて追及せずに、そういうことにしておきたかったのではないのかなという気もします。

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