N国党党首・立花孝志インタビュー「NHK国民の受信料が消えるカラクリ」

| 日刊大衆
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 NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(52)が「NHKをぶっ壊す」と公約して参院選で初当選したことで、改めてNHKの在り方や受信料制度が注目されている。

「しかも、森友学園問題では、NHKはスクープをつかんだのに報道しなかった疑惑もあり、公共放送であるNHKが安倍晋三政権へ忖度する姿勢も問題になっています」(全国紙政治部デスク) 立花氏はなぜ「NHKをぶっ壊す」と闘うのか。

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「毎年、入ってくる国民の受信料からなる予算はすべて使い切れ! というのが、受信料で成り立っているNHKの基本的なスタンスです。だって、予算が余ったら受信料を値下げしろって話になるでしょう。NHKにとって、それは困るわけですよ。だから、先に予算を立てることなんかしない。たとえば、あおり運転が世の中で話題になったら、とにかく“取材行け、番組作れ!”で、番組が大赤字になってもかまわない。別の番組の黒字で埋めればいいという丼勘定。局全体でいったら、金は余ってるわけですからね。

 そうやって、赤字出したプロデューサーやディレクターが出世していますよ。逆に金にシビアな人は出世してないですね。だから、制作時に予算を安くあげようという感覚がないんです。関連会社に仕事を発注するときも見積もりを取らず、番組ができてから見積もりが来ることがあるんです。とりあえず予算をすべて使い切るため、“関連会社に流しとけ”という発想です。ときには“制作費”という名目で必要以上の金を上乗せして流すこともあります。

 そうやって関連会社に金を貯めておけば、自分たちが将来天下った際、その会社からたくさん役員報酬がもらえる。そんなふうにしか考えてないんですよ」立花氏は、“皆さまのNHK”から、7000億円もの“皆さまの受信料”が消えるカラクリの元凶は、そこにあると明かす。

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