軟弱な男たちの姿に見かねて、あの先生が立ち上がった!
杉作J太狼XE先生の「男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座」
現在週七回生放送しているラジオ番組『痛快!杉作J太郎のどっきりナイトセブン』(南海放送)が来週から『痛快!杉作J太郎のどっきりナイトセブンseason2』になる。
その番組内番組として現在、何人かのミニ番組が組み込まれている。月曜は『漫画雑誌アックス』編集長の手塚能理子、火曜は丸山昇一、水曜はリリー・フランキー、木曜はバミューダトリオ(ギンティ小林、市川力夫、杉作J太郎)、日曜は内田名人。これに来週から里咲りさが加わる。このそれぞれの曜日が入れ替えになる。曜日によっては全体の放送時間も変更になるので入れ替えのタイミングとしてはまたとない。
で、このバミューダトリオの新録音分に、なんとわら人形の声が入っていたのである。
わら人形の声。
正確には「わら人形の声のようなもの」または「わら人形の意志を感じさせる声のようなもの」だ。
もちろん、録音にわら人形は参加していない。
参加していたのはバミューダトリオの3人だけである。
機材は南海放送のちゃんとした録音機。ジュラルミンのケースに入れて俺が松山から持って行った。
別に話題は設定していなかった。フリートークであった。が、なんとなく、わら人形の話になった。ギンティと力夫が樹海でわら人形を拾って帰ってきた話になった。ギンティの暴力的なトークと、力夫の非情なトークがおもしろく、今回はおもしろい内容になりそうだと俺は録音機のレベルを確認しながら、ま、俺もでたらめなトークをしていた。爆笑に次ぐ爆笑。雰囲気は悪くなかった。
場所は大箱の居酒屋。半個室タイプである。深夜だったがまあまあの込み具合で、ほかの客の歓声嬌声も聞こえてくる。が、距離もあるし、精度のいい放送用指向性マイクなので話している我々以外の声はやはりかなり遠い。我々の声とほかの雑音はあきらかに別の場所だとわかる。