最強パワースポット「恋愛弁天」に伝わる悲話…平家物語に描かれた、夫の後を追った妻の深い悲しみ

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最強パワースポット「恋愛弁天」に伝わる悲話…平家物語に描かれた、夫の後を追った妻の深い悲しみ

ここ数年、パワースポットを訪れる人が後を絶ちませんよね。そんな中で、恋愛に最強だといわれている氷室神社の「恋愛弁天」を今回はご紹介します。この恋愛弁天には、平家物語でも描かれたある悲しい話が伝わっているのです。

最強パワースポットの氷室神社「恋愛弁天」

1800年の歴史がある氷室神社は、兵庫県神戸市にあります。仁徳天皇の兄がこの場所で氷室(氷を貯蔵する洞窟)を見つけ、氷を天皇に献上したことが名前の由来となっています。

祀られているのは、市杵島比売(いちきしまひめ)・大国主命(おおくにぬしのかみ)・仁徳天皇(にんとくてんのう)です。

氷室神社(wikipediaより)

神戸 氷室神社

大国主命は出雲大社の祭神として有名で、市杵島比売は宗像三女神と呼ばれる三姉妹の女神のうちの1柱です。海を守る女神であり、かなりの美女だと伝わっています。

この女神を、厳島神社(広島県)からこの地に奉斎したのが平清盛です。そして後の神仏習合により、市杵島比売は仏教の弁才天と同一視されるようになりました。

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