男子って、究極的には「ヤラせてくれなかった」ことに、すごく絶望するんですよね。カラダ目的で付き合っているとかそういうことではなくて、彼女のことを愛している男子であっても、ヤリたい時に「今日はできない」という彼女のひと言にすごく傷ついて寂しくなるのです。だから彼は、彼女が素直であればあるほど、彼女のことを愛したくなるのかといえば、そういうわけでもないんですね。このへんが男心のむずかしさです。
「男子は素直な女子が好き」と書くと、一般的には、ヤリたいと思った時にヤラせてくれる彼女のことが好き、という解釈になるのかもしれないけれど、ヤル・ヤラないだけで片づけられない問題がここにはあります。
例えば、企業の面接担当者に話を聞くと、最後は「素直な人かどうか」というのが、採用の決め手になるそうです。これは男の面接担当者も、女性の面接担当者も言っていたことなので、おそらく男女ともに共通する気持ちとして「素直な人と一緒に仕事をしたい」というのがあるのでしょう。
企業がなぜ素直な人材を求めるのかといえば、入った会社の仕事のやり方に染まってもらわないと困るからです。とくに中途採用の場合、採用側は「**課長のアシスタントを募集する。ということは、**課長と性格的に合う人を求める」みたいに、超具体的なことを考えていたりします。**課長がどのような人格の持ち主であれ、あなたが採用する側に立って考えると、やっぱり素直な人を選ぶでしょ?
恋愛における男子の考えも、この採用担当者の考えに似ています。彼はヤリたい時にすぐヤラせてくれる彼女を募集しているわけでもなく、自分の言ったことに従順に従ってくれる彼女を募集しているわけでもないんですよね。自分の生き方や愛し方に染まってくれる彼女を探しているんですよね。と書くと、すごく男がワガママな生き物に思えてくるかもだけど、これってワガママじゃあないんですよね。