ジェネラル・ダイナミクスOTSがM4/M249後継の次世代分隊火器にブルパップ式のプロトタイプ『RM277』を投入

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ジェネラル・ダイナミクスOTSがM4/M249後継の次世代分隊火器にブルパップ式のプロトタイプ『RM277』を投入

M4自動小銃、M249分隊支援火器の後継を選ぶアメリカ陸軍のNGSW(次世代分隊火器)プロジェクトは、先日3社がトライアルの次段階に進出したが、シグ社に続いてジェネラル・ダイナミクスOTS社はブルパップ方式のプロトタイプ「RM277」を公開した。
GD-OTS社が合衆国陸軍協会の年次大会AUSA2019で展示したNGSWのプロトタイプ「RM277」。名称は使用する.277(6.5mm)口径にちなんでいる。製造はベレッタ・ディフェンス・テクノロジー社で、展示されたものはアルミプレスのアッパーカバーを備えFDEに塗装されている。ブルパップ式のデザインはNGSWプロジェクトと統合されたNGSAR(次世代分隊自動火器)の企画段階で可能性が検討されていた。NGSWは射程の延長と威力の向上がメインコンセプトであり、その点で長い銃身でもコンパクトにできるブルパップ方式は有利であるといえる。

Photo from Military Times

イジェクションポートやチャージングハンドル、セフティやファイアコントロールレバーは左右入れ替えが可能なように見える。サイレンサーはGDとNGSWの共同開発にあたっているDelta P社のもの。消耗品のバッフルを使用しない「フロースルー」方式で、銃身の寿命までサイレンサーを交換する必要がないほどの耐久性があるという。
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