「クリスマスの定番」は実はPR戦略だった! クリスマスの真実をマーケティングでひもとく #もやもや解決ゼミ

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日常に潜む「お悩み・ギモン」=「もやもや」を学術的に解決するもやもや解決ゼミ。今回はクリスマス特集です!

今年もクリスマスが近付いてきました。そもそもクリスマスは、キリスト教徒がイエス・キリストの生まれた日を祝うというイベントでしたが、日本では宗教色の薄れたものになっています。彼氏・彼女とデート、友達とパーティーを開いてプレゼント交換といった予定の人も多いでしょう。

実は、「クリスマスの定番」とされているものはマーケティング戦略によるものが多いのです!
マーケティングの観点からクリスマスを見ると、どのように解釈できるでしょうか? 立教大学 経営学部の有馬賢治教授に回答してもらいました。

クリスマスは「記念日マーケティング」の成功例!

クリスマスは「記念日マーケティング」の最も成功した例として読み解くことができます。

「記念日マーケティング」というのは、ある特定の日を記念日とし、イベント化して販促活動を行い、商品販売の拡大を狙う手法です。うまく定着すれば、1年に1回必ず需要を喚起することができ、消費の習慣化に導くことができるのです。

『一般社団法人 日本記念日協会』に申請・認定されれば独自の記念日となることができますが、同協会に登録されている記念日は現在約2,100もあるそう。

記念日マーケティングは最近始まったものではありません。

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