女子が恋愛において陥りがちな問題のひとつは、「彼好みの女性になりたい」と思って努力することです。もちろん恋愛における努力というのは「相手があっての話」ですから、そういう努力をする女子がいるということは、そういう努力を(暗黙のうちに)強制している男がいるということで、男女双方に問題があります。
よく、別れ話の末に彼女を刺した男とかがニュースに出てきますが、ああいうのは「彼女をオレ色に染めようと焦りまくった末、どうにも染まってくれなかったから焦って怒って殴った」ということだろうと推測します。
男って、自分に自信がなくなってくると、簡単に「おい!おれの彼女よ!おれ色に染まれ!」なんて愚かなことを思ってしまいがちです。
女子は女子で、彼氏にもっと好かれたいとか、嫌われたくないなどの理由で、彼氏色に染まろうとしているのではないかと思います。これが「カップルで双方の『ちょうどいいところ』を見つける」方向の努力であれば、なんにも問題はないと思います。カップルにしろ夫婦にしろ、とにかく「集団生活」なわけですから、ふたりで「ちょうどいいところ」を探す努力をしたほうがいい。
でも、男のほうはその努力をはるかに超えて「おれ色に染まれ」と、極端に出てくる。ある種の女子は「あなた色に染まらないと嫌われてしまう」と思って、極端に出てくる。そういう無理をし続けた結果どうなるか?読者賢者はもうわかると思います。
人の持つ嗜好は、中学生くらいに、そのベースがすでに固まっていると言われています。20歳もすぎれば(肌感覚だと25歳くらいまでには)、もう100%嗜好が決まっていて、「おれ色」に染まることはほぼ不可能です。
それに恋愛において相手を好きになるというのは「自分にはないものを相手が持っているから」でしょう。