みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。
毎日さまざまな恋愛相談を受けていますが、このところ気になっているのは、「小さなケンカで別れてしまう」カップルの多さ。
特に10代から20代前半のカップルは、思わず言い過ぎてしまったり、突然投げやりになってしまったり、ケンカに対する免疫のなさが破局につながりがちです。
ただ、昔から「ケンカするほど仲がいい」と言われるように、ケンカは決して悪いものとは言えません。今回はケンカを上手にすることで愛情を深める方法を紹介していきます。
どんなに怒りたいことがあったとしても、彼そのものを否定してしまうのはNG。もし「自分が悪い」と思っていても「それはないだろう」と感じて逆ギレしたくなってしまうからです。
もし怒るとしたら、彼ではなく、彼の行動に限定すること。「あなたは好きだけど、あの行動はやめて欲しい」というスタンスで伝えれば、彼の返事は変わるものです。
「冷たい」「ひどい」などと抽象的に話すだけでは、「ただ責めている」ことになり、自分はどんどん感情的になり、彼は逆ギレしたくなってしまいます。「何がどう冷たいのか」「どんな言葉がひどいと思ったのか」、具体的なフレーズを入れて伝えるようにしましょう。
たとえば、「メールの返信が3日後なのは冷たい」「『面倒くさい』なんて言うのはひどい」など、彼が「ここがまずかったのか」と理解しやすいフレーズを使ってください。
さらなるケンカ上級者は、「冷たい」「ひどい」というフレーズすら使いません。まずは主語を「あなた」から「私」に変えること。すると内容も「彼への批判」から「私の感想」に変わり、強い印象を抑え、彼が受け入れやすくなるのです。