普段通り過ぎている神社仏閣を敢えて覗いてみると面白いことが見つかる

| 心に残る家族葬
普段通り過ぎている神社仏閣を敢えて覗いてみると面白いことが見つかる

昨年末から現在に至るまで、新型コロナウィルスの脅威から、客足そのものはかなり落ち込んでしまったとはいえ、元々は「商売繁盛」「子宝祈願」「家内安全」「受験合格」…などのご利益があるとして多くの参詣者を集めていた寺社が、いつしか「観光ビジネス」「地域振興」などと結びつく形で「聖地」となり、「癒し」を求め、「スピリチュアル」な雰囲気を味わおうとする観光客が押しかけ、更には世界中の人々をも惹きつけるようになってきた。

■人気の寺社で起こっているトラブル

そうした中、混雑やゴミ、騒音、撮影禁止の場所での撮影など、今まではあまり顕在化することがなかったマナーをめぐって、地元の人々とのトラブルまで発生する「オーバーツーリズム」の問題も発生している。

■廃れた寺社で発生している窃盗などの犯罪

その一方で京都や奈良、または県庁所在地などではない、いわゆる田舎で、少子高齢化や過疎化が進んだ地域では、檀家や氏子(うじこ)も減って、それまでのように寺社を支えることが不可能になってきた。それゆえ、住職が不在の「無住寺(むじゅうじ)」や無人の神社が増え、それに伴う犯罪も発生している。例えば和歌山県においては、そうした寺に安置されている古い仏像を狙った窃盗が頻発し、過去10年間で262体も被害に遭ったという。

■寺社は賑やかなほうがいいのか静かな方がいいのか

寺社に誰も訪れることがなく、寂れてしまっている方がいいのか、それとも、大量の人が押しかける方がいいのか、実に悩ましい問題である。そんな時、自分の生活圏からさほど遠くない場所にあることから、あまり気にすることもなかった地域のお寺を、迷惑にならないように、静かに散策してみるのはどうだろう。

■東京都目黒区の祐天寺にある歯霊供養塔


例えば、1718(享保3)年に創建され、江戸幕府と深い縁があった東京都目黒区の祐天寺(ゆうてんじ)内の第一墓地には、「歯霊(しれい)供養塔」がある。

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