幸福感や充実感を持ちにくい 自己肯定感が低い人の特徴

| 新刊JP
『フェアシンキング (自己肯定感が高まる最強の思考法)』(マキノ出版刊)の著者で、王丸典子さん

ささいなことで落ち込んだり、物事のネガティブな側面ばかりが気になってしまったり、あるいは他者からの批判に過度に攻撃的に反応してしまったり…。

こういったことは、その人の自己肯定感と密接に関係している。
日常の様々な出来事に心が動き、敏感に何かを感じとることができるのはいいことでもある。しかし、あまりにも感じやすかったり、それによって落ち込んだり、怒りに捉われる時間があまりに多いと、人生で幸福感や充実感を感じることが難しくなってしまう。自己肯定感は、とかく他者の感情に引きずられがちな人間関係のなかで、自分を保つ「錨」になるものだ。

この自己肯定感とはどのようなもので、どうすれば高めることができるのか。今回は『フェアシンキング (自己肯定感が高まる最強の思考法)』(マキノ出版刊)の著者で、日米両国で心理セラピストとして活動する王丸典子さんにお話をうかがった。その後編をお届けする。

■幸福感や充実感を持ちにくい 自己肯定感が低い人の特徴

――自己肯定感の低い人の特徴についてお話をうかがいたいです。

王丸:他人の評価を基準にして自分を判断してしまうというのが大きな特徴です。たとえば、誰かに自分が着ていた服を「そのブラウス、似合わないんじゃない?」と言われただけですごく怒ってしまったり、自分全体が否定されたように感じてしまうとか、あるいは他人から評価されたり賞賛が受けられないと落ち込んでしまう、といったことです。

自己肯定感を持てている人であれば、評価の軸が自分ですから、着ている服が似合わないと言われても「そう?私はこのブラウス好きなんだけどね」と返せるのですが、自己肯定感が低いとなかなかそうは言えないんです。

あとは家庭環境のところで、親が過干渉だったり、いいところをほめるよりもマイナスポイントを指摘するタイプだったりすると、自己肯定感は育ちにくい傾向がありますね。もちろん、親がそういうタイプでもあまり気にせずに育ったたくましい人もいるのですが、繊細な人だと自分で自分を認められず、内心ですごく傷つきながら育ってしまうことがあります。

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