「話し合い」ができない人がいます。職場のみならず、恋愛関係でもよく聞くことです。自分の意見が正しいと信じて引けない。納得していたはずなのに、後から「やっぱり納得できない」とぶり返す。
「愛さえあれば自分の意見を聞いてくれるだろう」という甘えの感情が、こういう行動を引き起こします。
今回は、そんな「話し合いができない人」について考えていきましょう。
■仕事で話し合いができない人の共通点は「相手に甘えている」
ですが、「仕事で話し合いにならない」のはハッキリ言いますが、異常です。仕事相手は恋愛対象と比べたら距離を置くべき相手で、甘える対象でないことは誰にとっても明らか。
そこで自分の正しさを押し付けるのは、大人として未熟で、相手に甘えた態度です。厳しい言い方を続けますが、正しさを押し付ける振る舞いは、仕事を引き受けるプロとしては失格です。
話し合いができない人は、よくこんな流れで話します。
「私はこういう意見を持っている。あなたは違う意見を持っているかもしれない。だが、私はこういう意見を持っている。だから私の意見を聞くべきだ」
「私はあなたが、私の意見に反対してきたのが悲しい。私は深く傷ついた。だから私の言うことを聞くべきだ」
これではただの「押し付け」で、話し合いになりません。私はこういう話し方でアプローチをしてきた人には、心の中で「まだ社会人になっていない人」と線引きします。そして、仕事で相手にするのをやめて、その人を外して仕事を進めます。そうしないと、不毛なやり取りが続くからです。
■そもそも「話し合い」とは何か
話し合いとは、本来「双方向のコミュニケーション」を指す言葉。その「話し合い」は、いくつかの前提条件があって成り立つものです。