ワクチン完成まで待てない!「95%カテキン」でコロナウイルスの侵入を防ぐ

| Asagei Biz
お茶

 ワクチンや治療薬の開発にはメドが立たず、コロナショックはいつまで続くのか、先が見えない状態が続く。みずからの手で感染から身を守るしかない中、ある物質が注目を集めている。

 薬草研究家の平田真知子氏が断言する。

「とにかくウイルス感染の予防としては、現状ではカテキンを飲むのが一番かもしれません。かつてMERSウイルスの脅威が騒がれた時も、私はすぐに『カテキンがいい』と周囲に勧めたくらい。病気になる前に、病気にならない体質作りをしてくれるのがカテキンなんです」

 コロナウイルスが侵入するまさに水際で体をガードしてくれそうな存在がカテキンだ、というのだ。なんだ、緑茶に含まれるアレか、手軽じゃないか、と誰もが思うところ。ポリフェノールの一種で、お茶に特有の、渋い成分のもとにもなっている。

 90年代、このカテキンがブームを起こしたことがあった。当時、日本国内で最もガンの罹患率が低いのが静岡県で、どうもその原因が「茶どころ」の緑茶摂取量、ことに中に含まれるカテキンが影響しているのではないか、と注目を浴びたのだ。

 そのカテキンについて、研究の過程で、ある重要な効果が明らかになっている。すなわち、インフルエンザや風邪の原因となるウイルスに直接作用し、その感染力を無力化する、あるいは弱める力があるということだ。医療ジャーナリストによれば、

「インフルエンザウイルスは、ウイルス粒子の表面から突起したたんぱく質を細胞に引っ掛けるなどして、そこから喉や鼻腔の細胞に感染します。カテキンはその突起部分に結合して突起を埋めることで、細胞表面へのウイルス吸着を阻害する働きがある。したがって、カテキンはインフルエンザウイルスに限らず、新型旧型を含めて全てのウイルスに力を発揮します」

 ウイルスは細菌と違ってみずから増殖する能力はなく、ある特定の細胞に取りつき、その細胞の中で増殖する。一般的にワクチンによる予防とは、体の中にウイルスの抗体を作って、その抗体でウイルスが細胞に取りつくのを防ぐ仕組みだが、残念ながら、ワクチンで作られた抗体が全ての種類のウイルスに効果があるわけではない。ところがカテキンの場合は、どんなウイルスに対してもその吸着を阻止できるという。

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