カップルがダメになってしまう理由の中で、「距離感がつかめなかった」というのは定番の理由ですね。会う頻度が合わなかったとか、LINEを毎日してくれなくて寂しかったとか。
「どの程度お互いの生活に介入するか」の価値観は人それぞれです。せっかくのご縁を無駄にせぬよう、距離感を見極めて関係を長続きさせていくコツをご紹介したいと思います。
■そもそもお互いにとっての「ちょうどいい距離感」とは?
毎週末会うカップルもいれば、月1回デートするだけのカップルや、すぐさま一緒に住んで少しでも長く時間を共にしようとするカップルなどさまざまです。
「趣味も友人関係も全部シェアして親密になりたい!」と思う人もいれば、「恋人だからといって、友人関係にまで踏み込まないでほしい……1人の時間も大切……」というタイプの人もいるでしょう。
付き合った2人にとっての、「ちょうどいい距離感」は慎重に模索しなければなりません。
■距離感を見誤ってしまう理由
では、距離感を見誤ってしまうのは、何が原因なのでしょうか? もしかするとあなたの考え方や行動に、その理由が隠されているのかもしれません。
◇理由1:固定観念の押し付け
「付き合ったら合鍵を交換するのが普通」とか、「毎日電話するのが当然」などと、あなた自身の固定観念に基づいてルールを勝手に決めてしまってはいませんか?
さらには、その固定観念を相手に強要していませんか?
「付き合っているんだから、LINEは毎日しないとおかしいよ!」とか、「友達に紹介できないなら本命の彼女とはいえないでしょ?」と、相手を脅しているかもしれません。
あくまで、それはあなたの頭の中で作り上げたマイルール。相手のルールを無視して、自分のルールだけを押し付けては、相手の負担になってしまいます。
「この子の望むようなお付き合いはできないな……」と、相手が考えて離れて行ってしまっても、責めることはできないでしょう。