蛭子能収 ふだんから「死にたくない」はいつも考えている

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蛭子能収 ふだんから「死にたくない」はいつも考えている

テリー そういえば蛭子さん、去年本を出したでしょう。僕、読ませてもらったんですよ。そのタイトルが「死にたくない」でしたよね。

蛭子 あぁ、そうですね。

テリー 僕ね、やっぱり蛭子さんがスゴいなと思ったのは、高齢になると、みんな死に対する本を出すじゃないですか。その中で「死にたくない」って、いちばん素直でわかりやすいですよ。医者とかお坊さんとか大作家とか、いろんな人が死についていろいろ言ってるけど、いちばん胸に刺さったというか、「そのとおりだよ」って思いました。

蛭子 ホントですか。ありがとうございます。

テリー 当たり前ですけど、死にたくないですよね。

蛭子 そうですね。ふだんからよく「死にたくない」っていうことは考えてます。とにかく死んだら終わりなんで。

テリー 死なないためにはどうすればいいですか。

蛭子 やっぱり、生きるためにはお金を稼がないといけないので。いっぱい稼ぎたいです。

テリー でも、もう、けっこうたまってるんでしょ。

蛭子 いや、貯金はほとんどないです。

テリー そんなわけないですよ。だって最近はギャンブルもやらず、無駄遣いしてないんですから。

蛭子 そうなんですけどね。なんでだろう。昔、ちょっと遊びすぎちゃったかもしれないですね。

テリー じゃあ、これからはたくさん働いて、たくさん稼ぎたいと。

蛭子 そうですね。それはすごく思ってます。

テリー でもね、そうするとさっき言った「漫画を描くのがめんどくさい」と矛盾しませんか。

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