日々習慣的に行っている一連の行動。結構複雑なのもあるけど、どうして習慣化できてるの?(米研究)

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日々習慣的に行っている一連の行動。結構複雑なのもあるけど、どうして習慣化できてるの?(米研究)

毎日の習慣は脳の働きによるもの / Pixabay

 朝起きたらまず何をする?それぞれに決まった行動をしている場合が多いことだろう。YouTubeやSNSでは一時「モーニングルーティン(朝の習慣)」なる映像が流行したが、良きにしろ悪しきにしろ、どんな人にだって日々繰り返している習慣というものがある。

 普段何気なくやっているために何とも思わないかもしれないが、一連の複雑な行動を何気なくやれてしまうというのは結構すごいことだ。そのくせ、一度習慣になるとなかなか変えられないというのも妙なところだ。

 どうやら、そうした不思議な習慣には、脳の「線条体」という部分が関与しているらしい。
・習慣化されると複雑な一連の動作を無意識にやれる

 歯を磨くところを想像してみよう。

 まず歯磨き粉と歯ブラシを手に取り、歯ブラシに歯磨き粉をつけ、歯をシャカシャカと磨き、口をゆすいで、歯ブラシを元に戻す。一口に歯磨きの習慣といっても、これだけの動作が連続している。

 しかし、私たちはその1つ1つの動作を意識するようなことはないだろう。一連の動作はセットとなって、ほとんど何も考えずともやってのけることができる。こうした動作のセットのことを「チャンキング(chunking)」という。
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