税務上、自分の土地などを収用されて補償金を得た場合には、その補償金について課税の特例が認められる場合があります。その典型例は5千万円控除、というもので、この規定の対象になれば、年5千万円まで補償金が非課税とされます。
ただし、収用により交付を受けるすべての補償金についてこの特例の対象になる訳ではありません。対象になるのは、原則として対価補償金に限られています。
■対価補償金とは
対価補償金とは、収用される資産の対価として交付を受ける補償金を言います。すなわち、土地を収用されるのであれば、その土地の譲渡対価としての補償金を意味します。
譲渡対価、という点からも分かる通り、この対価補償金を収入する場合には、原則として譲渡所得として課税されることになります。このため、上記の特例は譲渡所得の特例を意味します。
加えて、譲渡対価ということは消費税の対象にもなる、ということです。このため、土地については非課税売上として考慮する必要がありますし、建物などを収用された場合には、消費税が課税されることになります。
■移転補償金の例外
ところで、収用の補償金には、収用する土地の上にある建物などの移転経費に充てるための補償金、すなわち移転補償金があります。この移転補償金は、対価補償金ではありませんので原則として上記の収用の特例の対象外になります。
しかしながら、例外的な取扱いとして、移転補償金が対価補償金に含まれるとされる場合があります。具体的には、移転補償金の対象になった移転すべき資産について、移転をせず取り壊したような場合です。この場合には、移転経費ではなく資産の対価に充てたとして、対価補償金とされることがあります。こうなると、上記の譲渡所得の収用の特例の対象とされます。
■消費税は変わらない
移転補償金は、移転経費に充てる補償金ですので、補助金と同様に消費税の対象になりません。この取扱いは、仮に移転補償金につき、上記譲渡所得の収用の特例の対象とされたとしても、変わらないこととされています。
収用等により補償金を得るときの特例について税理士が注意点を解説
2020.12.01 19:00
|
相談LINE
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
「マジで知らんスーパーばっか」VS「知っとるやつしかない」 広島のスーパーで売られてたシールがマニアックすぎて...4.6万人驚がく
Jタウンネット
2
東京のド真ん中に〝まさかの動物〟出現で話題 四ツ谷駅前に何故?JRに聞く
Jタウンネット
3
行列を気にせずピクサーの世界へ マンションブランドCREVIAが「ピクサーの世界展」を限定貸切
TREND NEWS CASTER
4
駐車場に〝工業団地〟が出現!? ものづくりの現場を間近で見られる勧業博覧会「ツギノテ」富山・高岡で開催【10/24・25】
Jタウンネット
5
衣替えで困る「捨てられない荷物」 収納不足の都市部で広がる“第2のクローゼット”という選択肢
TREND NEWS CASTER
6
近隣への配慮求めるローソン「お静かに」看板に地域差 北海道・日高〝ならでは〟の仕様に4.2万人感心「らしくてとてもいい」
Jタウンネット
7
「人いないし怖すぎる」「絶対に落ちたくない」 富山の迫力ありすぎる博物館に2.5万人戦慄...その展示物とは
Jタウンネット
8
令和の時代にこのタイプ...だと 小湊鉄道・五井駅に登場した〝レア自販機〟に1.3万人驚がく「懐かしい」「最高すぎる」
Jタウンネット
9
警察官が集まる交差点で〝まさかのモノ〟を渡されて 宮城で実行されてた「作戦」に3.7万人驚がく
Jタウンネット
10
なぜ従業員は「本当の退職理由」を語らないのか 見えない不満を拾う外部窓口の役割
TREND NEWS CASTER