小林よしのり「新型コロナのデタラメ」全て暴く【後編】外出自粛の罠とは?

| Asagei Biz
小林よしのり

 年明けには新型コロナウイルスの新規感染者数が各地で「過去最多」を記録し、コロナパニックに陥った。だが、かねてから「経済のほうが命より重い」と主張してきたのが漫画家・小林よしのり氏である。これまで、政府の方針、あるいは専門家の提言によって、ウイルスと日本人の生活がどう変容したかは、国民みなが知るところ。そのデタラメぶりを全て暴いてもらった。

 小林氏は「毎日発表される感染者数など、まったく意味がない」と、バッサリ斬り捨てた。

「テレビでは『今日の感染者は○人です』と騒いでいるが、この数字はあくまでも『陽性者』の数。PCR検査では、体内で自然免疫によって処理されたウイルスの死骸にも陽性反応が出る。したがって、陽性だからといって、感染者であるとは限らないんです」

 しかも驚くべきことに、そのPCR検査の方法にも問題があるといい、

「よく台湾やニュージーランドはコロナを抑え込んだと言われていますが、両国がPCR検査で使用するサーマルサイクル(反応液中に鋳型DNAが1分子でも存在すれば指数関数的に増幅し、ウイルスを検出するもの)は30回。これは1回、回すごとに倍々になりますが、日本はなんと四十数回も回している。10回も多く回せば、何でも見つかってしまいます。中には、いったい何に反応した陽性なのかわからないケースもある。(新型ではない)旧コロナかもしれない。だから回転数を30回にすれば、陽性者数も台湾やニュージーランドのように一気に低くなるはず。PCR検査にもまったく意味はありません」

 いやはや、これが事実だとしたら、連日テレビから垂れ流され続ける「コロナ報道」に真実はあるのかと、不安になってくる。

「マスコミの一部にはハッキリと『根絶しなければだめ』『根絶して経済を回せ』と言っているヤカラもいる。でも、インフルエンザも根絶できないのに、どうしてコロナを根絶できるのか。インフルにはワクチンも治療薬もあるけど、ロックダウンしようが何をしようが、根絶することは無理。結局はインフルエンザも、全国に広まったら終わります。コロナもそれと同じ道をたどるしかない」

 だからこそ、小林氏は「スウェーデン方式」を提言している。

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