小林よしのり「新型コロナのデタラメ」全て暴く【後編】外出自粛の罠とは? (2/3ページ)

Asagei Biz

スウェーデンでは「獲得免疫の抗体と自然免疫のT細胞を合わせることで、首都ストックホルムの住民40%が免疫力を持つ」として、商店や飲食店の通常営業を認め続け、マスク着用の義務化も避けるなど、緩やかな規制でコロナ対策に取り組んできた。一方で、20年10月上旬に1000人を下回る水準だった1日あたりの新規感染者が、11月には5000人前後の水準になると「それみたことか」と、否定的な意見が相次いだ。とはいえ、1日あたりの死者数は多い日でも、第1波の半分以下の水準をキープしている。

「でも死亡したのは結局、基礎疾患を持つ人たち(約8000人)で、現実には超過死亡が減っている。同様に日本でも例年と比べ、20年は老人が最も死ななかった。じゃあ、いったい、コロナで誰が死んだのか。子供はゼロ。若者2人。高齢者も死ななかった。コロナ禍で外に出さないとか、いろいろな方策を講じて食い止めたのです」

 小林氏はさらに続ける。

「このコロナパニックは、本来死ぬべき寿命の人を死なせなかったんですね。言い方は変だけど、『死ぬ人がたまってきた』ということ。そうなると必ずどこかで、一気に死に始める時がくる。それがおそらく、コロナが終わった時なのだと思います。死者が増えるのはコロナ感染が拡大している今ではなく、落ち着いたこれからということです」

 スウェーデンはいわば「何もしない」という独自の集団免疫獲得戦略を選択した。

「先ほど言ったように、コロナを指定感染症から外せば、寿命が来た人たちはどこかの病院で死んでいく。まずいのは、指定感染症と診断されれば人工呼吸器をつけられること。そうなると、もう外すことはできない。彼らの死生観において、それは虐待。だから普通に看取り、マスクをせずに暮らしていました。日本は人工呼吸器やエクモにつないで、たった半年か1年、延命させることを望む。そんなの意味ないよ、というのがスウェーデンの死生観なのです」

 アメリカではすでにファイザー社のワクチンが認証され、追随して各国でもワクチンが開発されている。ワクチンの有効性についてはどうなのか。

「わしはインフルエンザでもワクチンなんか打ったことがないし、全部、自分の免疫で治している。

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