典型的な男脳・女脳は少ない。一番多いのは両方混じった両性具有脳という研究結果が報告される
2021.01.25 20:30
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カラパイア
男脳、女脳より一般的な両性具能/iStock
男性と女性は、脳の仕組みが金星人と火星人ほどにも異なっていると例えられることがあるが、現実はそう単純ではない。典型的な女脳や男脳といったものはそれほど多くはないようだ。
中国、復旦大学をはじめとする研究グループによると、じつのところもっとも一般的なのは、男脳と女脳が混ざった両性具有脳であるそうだ。
『Cerebral Cortex』(1月20日付)に掲載された研究では、男女の特徴をあわせ持つ脳は、柔軟な認知能力があり、心も健やかであることを明らかにしている。
・男女の脳に違いはあるのか?長年議論されるテーマ
男性は理性的で、地図を読むのが得意。女性は感情が豊かで、言語能力が優れている。もちろん個人差はあるが、このような違いが生まれるのは、男性と女性では脳の構造に違いがあるからだという説がある。
実際のところ男性と女性でどのくらい脳に違いがあるのか? これは長年議論が交わされてきたテーマだ。
性別によって脳に違いがあると主張する報告がたくさんある一方で、そうした差異は些細なもので、絶対的なものではないという意見もある。
後者の立場からは、女性と男性とで性格や能力に違いが生じるのは、社会的規範や周囲からの期待といったものに根ざしていると主張される。
ステレオタイプの男らしさ、女らしさが刷り込まれていった結果、周りの期待に添うように性格が形成されるというものだ。
これに関して心理学では、ほとんどの人の性格は、男性的とされものと女性的とされるものの中間にあるという説がある。
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