原始生命体はどのように誕生したのか?地球上の最初の細胞は特殊な泡を持っていた(ノルウェー研究)
2021.03.01 20:30
|
カラパイア
大昔に登場した全生物の共通先祖「原始生命体」はどのように誕生しどんな特徴があったのか? そうした特徴はどの順番で現れたのか? これはかねてから生物学者があれこれと思索を重ねてきた問題だ。
私たちはもちろん、無数の種が属している「上界」(生物の分類で「界」の上にあたる。「ドメイン」と同義とされることも)の生物の特徴といえば、泡のような細胞内区画があることだ。
現代の生物の細胞には特殊な分子が備わっており、それが細胞の内側に泡を形作る手助けをしている。そこで問題となるのが、泡と泡形成分子のどちらが先に登場したのかということだ。
『Small』(20年11月23日付)に掲載された研究は、この長年の謎を解明したかもしれない。それによると、分子の手助けがなくても小さな泡が自然に作られることが確認されたそうだ。
・38年前の原細胞に泡はあったのか?
今から38億年前、地球上に単細胞の祖先が誕生した。それは人間のような複雑な生物の祖先であり、もっと原始的な細菌の祖先でもある原始生命体(原細胞)だ。
この原細胞に泡のような区画があったのかどうかは謎に包まれている。だが、私たちが属する上界と細菌のようなほかの生物とを分けた要因が、脂質でできた泡だったのではないかという説はかねてよりあった。だとするなら、泡が発達したのは、細菌が登場して以降のことなのかもしれない。
だが最近の研究によって、細菌にもそのような区画があることが明らかにされている。
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
地方で増える輸入車の「整備難民」 専門人材と設備投資をどう維持するか
TREND NEWS CASTER
2
福井市に広がる〝マイクラみたいな風景〟に1.5万人驚がく 「リアル豆腐建築」「土ブロックは草はえる」
Jタウンネット
3
中小企業の融資はなぜ難しいのか 銀行が見る「数字」と事業計画の落とし穴
TREND NEWS CASTER
4
不登校35万人超、学校だけで支えきれるのか 広がる「学校外支援」の役割と課題
TREND NEWS CASTER
5
中小企業経営者はなぜ「雑務」から抜け出せないのか 外部人材とAI活用の現在地
TREND NEWS CASTER
6
建築設計はなぜ複雑化しているのか 構造・設備・人材不足から考える業界の課題
TREND NEWS CASTER
7
「日本初の修学旅行」があまりにも過酷すぎた件 千葉・銚子駅前に佇む石碑が語る、驚きの内容
Jタウンネット
8
年間150万トン「もみ殻」は宝の山になるのか 農家を悩ます“厄介者”を資源に変える挑戦
TREND NEWS CASTER
9
これが新幹線駅、だと? まるで〝秘密基地〟...珍しすぎる「駅の入り口」に驚がく
Jタウンネット
10
若者たちにはわからない? 駅に掲示されてた〝書道〟の内容に3万人注目...40代以上は「歌わずに読めない」
Jタウンネット