コロナ禍で中高年世代の「マウンティング」が横行しているワケ

| Asagei Biz
写真はイメージです

「うちの業界はコロナで儲かったけど、おたくの業界は大変そうだね〜」

「いまどき完全リモートじゃないって随分古くさい企業体質だね」

「まったく、近頃の若いもんはそんなことも知らないのか」

 いまだ脅威が冷めやまぬコロナ不安の中、日本社会ではマウンティングが横行しているという。心理カウンセラーによれば、マウンティングが起きる原因の一つには自己肯定感の低下や欠如が関係しているようだ。

自己肯定感とは、自分自身を価値ある存在として肯定できる感情のこと。たとえば『自分はダメで無価値な人間だ』『自分はなんて不幸な人間なんだ…』などと自分を否定すると、自己肯定感は低下していきます。特にコロナ禍の現在は感染リスク、景気低迷による失業リスクなど不安要素が多いため、自己肯定感が低下しやすい状況です。そうした人の中には、メンタルに不調をきたしたり、最悪自死してしまうケースも。あるいは、自分よりさらに下の人間を見つけて蔑むことで優越感に浸り、安心感を得ようとする人もいます。

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