旅行先で立ち寄ったバーで地元民と意気投合し、一緒に楽しい時間を過ごす。旅の楽しみの一つだ。
しかし、中には酔っぱらって絡んでくるちょっと困った人たちもいるかも知れない。かといって、無視したら怒らせてしまうかも......。そんな時、颯爽と助けてくれる人が現れたら、心底安心することだろう。
コロナ禍でなかなか旅行に行けない今、かつての楽しい思い出を振り返ろうとJタウンネットが「旅先でのいい話」を募集したところ、大阪府在住の50代女性Y恵さん(仮名)から、まさにそんなエピソードが寄せられた。
「水着をもっておいで」と言われ...37年前、20歳のY恵さんは友人と2人で初の海外旅行へ。行先は、タヒチだった。
「最終日にホテルの近くにあった地元のクラブに行ったときに、酔っ払った地元の若い男の子たちに声をかけられました。困っていると、近付いてきたのはフランス人の若い男女3人。彼らが私たちをその場から連れ出してくれました」(Y恵さん)
その3人もまた地元民。Y恵さんたちは、まだ不安を感じていた。
すると彼らが身分証明書を見せながら、「大丈夫だよ」とジェスチャーで伝え、安心させてくれたという。
その後、クラブから連れ出してくれた3人のうち、1人の女性がY恵さんたちをホテルまで送ってくれた。
しかも、そこで解散、とならず彼女が、
「水着をもっておいで」
と提案してきたという。
Y恵さんたちはそのまま彼女の自宅に連れていってもらい、大きな家の庭にあったプールで泳がせてもらったそうだ。
「言葉は通じないけれど、とても楽しい時間でした。朝方にホテルまで送ってもらい、夕方にはホテルを出ることを伝えてサヨナラをしました」(Y恵さん)
そして、お昼過ぎ。