中国ではいま、爆発的ブームを呼んでいる”日本発“の商品がある。それが「JK制服」と呼ばれる日本の女子高校生風の制服だというのだ。
現地の流行に詳しいライターが語る。
「昨年4月、中国の大手ECサイト『タオバオ』で、あるJK制服専門店が『温柔一刀(ウェンロウイーダオ/優しい一刀という意味)』というJK制服のスカートを予約販売したところ、わずか20分で30万件の注文が殺到。急遽販売を中止したという事件が大きく報道されるなど、とにかくここ数年の『JK制服』人気はすごいの一言。一般的な制服でも3カ月、4カ月待ちは当たり前で、なかには商品発注まで3年待ちという人気商品もあるようです」
中国では、このJK制服や中国の伝統的衣装・漢服などの人気ファッション・スタイルを「三坑」と呼ぶそうだが、その意味は「穴にハマるとじゃぶじゃぶお金を使う」なのだとか。
とはいえ、日本で「JKファッション」が大流行したのは90年代のこと。