関西「1万円ニセ札工場」にリアル潜入(4)造幣局の中に内通者がいた

| Asagei Biz
関西「1万円ニセ札工場」にリアル潜入(4)造幣局の中に内通者がいた

 話をニセ札に戻そう。

 本物と見まごう精巧な紙幣を作るには手間がかかると思うが、全てがそうではないと劉氏が明かす。

「面倒な時、逮捕されてもいいような同胞を使う時には、磁気テープを貼りつけただけのニセ札を使います。見れば一発でニセモノとわかるものなのですが、大きな駅の自動券売機は緩いからすぐに通りますよ。実際に換金できていますから」

 にわかには信じがたいが、粗悪なニセ札でも面白いようにカタカタと飲み込まれ、釣りとして本物の札が出てくるという。

 日本人の協力者の存在を含め、これが裏の社会のシステムになっているようだが、吉田老人との関係について問うと、その仕組みがより鮮明になった。

「そうねぇ、もう20年ほどになるかなぁ。

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