10月に入っても残暑が続き、温かい日々が続きました。
実は10月は、細菌が引き起こす食中毒が最も多く報告されているということをご存じですか?
10月は梅雨の時期と同様に温湿度が高く、夏の暑さにより体力や免疫力が低下。菌に感染しやすい状態なのに、「10月は大丈夫だろう」という油断も食中毒の原因になるのだとか。
食中毒を予防する除菌やお掃除の仕方、またコロナウイルスで気になる効率的な換気方法を、プロの先生に教えていただきました!
菌を「つけない」ために変えるべき習慣は「拭く」ことにあり!
お話をうかがったのは、35年間病院の環境衛生に携わってきた医療環境管理士/健康を守るお掃除士の松本忠男先生。
まず、食中毒予防の三原則は以下の通りです。
・つけない
・増やさない
・やっつける
この中でも「つけない」ことを意識的に行うことがとても大事だそうです。
たとえばキッチンはまな板・スポンジ・調理器具など、汚いものと食材が混在しているため、特に気をつけるべき。
松本先生が調査したところ、ダントツに汚れているのが水道の蛇口だったそう。