【プロ直伝】ウイルスや細菌の家庭内感染対策に!水まわりの正しい掃除&換気方法 (3/3ページ)
また、「折り方を四角ではなく、V字になるように一折りすることで先端の長さが増え、汚れをV字部分にためながら拭くことができるので効率が良くなります」と、松本先生。
これは布のふきんだと厚みがあり実践しづらいですが、ペーパーであれば簡単にできます。
間違った拭き方
NGな拭き方は、丸を描くように拭いて汚れを撒き散らしてしまう「グルングルン拭き」、左右に繰り返し動かすことでキレイになったような気がするだけの「ゴシゴシ拭き」。
また、布ふきんでの水拭きは菌を塗り広げてしまうので要注意です。
キッチンの換気扇を使用し効率の良い換気を!
コロナウイルスで注目されている、効率の良い換気の方法についても松本先生にうかがいました。
換気には窓を開けつつキッチンの換気扇を使用すると良いのだとか。パワーがあるので、汚染物質を効率良く吸ってくれるそうです。
ただし、汚染物質を全部吸ってしまう恐れのある風下や、ホコリが大量に集まるエアコンの下にいるのはNG。
また人間の呼気は温かく、上の方に汚染物質がたまるため、サーキュレーターなどで空気をかき回すこともNGだそうです。
まずは手に菌をつけないこと、手を拭くものにも注意する必要があると、松本先生。
使い捨てできるキッチンペーパーやペーパータオルなどを使うこと、拭き方の工夫などを、水まわりの新常識として取り入れてみてはいかがでしょうか?
食中毒に対してだけではなく、ウイルス対策としても応用できますよ!