多くの女性の心を悩ませる「月経時の経血量」。経血量が多く、こまめに生理用品を交換しても服や椅子を汚してしまい、困った状態になったことはありませんか。
多すぎる月経時の経血には婦人科系の病気のリスクがあることは知られていますが、実は婦人科以外の病気が潜んでいる恐れもあります。
産婦人科医の尾西芳子先生に、「過多月経」に潜むリスクについてのお話をうかがいました。
月経周期は気にしていても、経血量は気にしない人が大半
まずは、こちらのチェック項目で、自分の経血量が多すぎないかを調べてみましょう。①生理で100円玉より大きい血の塊が出ることがある
②生理で多い日にはナプキンを2~3時間に1回の頻度で取り換える必要がある
③生理が7日以上続く
④夜用・多い日用ナプキンを3日以上使っていたことがある
ひとつ以上当てはまるなら、経血量が多すぎる恐れがあります。
わかりやすいポイントは月経周期や経血量ですが、経血量は他の誰かと比べることが難しいため、月経周期は気にしていても、経血量への意識が低い傾向がみられます。
経血量が異常に多い状態を過多月経といい、10代から40代まであらゆる年代にみられる疾患です。
600万人程度の患者がいると言われていますが、経血量の多さに慣れてしまい、異常を見逃している女性が多いと考えられています。
しかし、このうち8名は自身の経血量を「普通」と認識。