取材・文:照井絵梨奈/マイナビウーマン編集部 撮影:洞澤佐智子
平日は会社に行くだけ、土日も決まった場所にしか行かない。そんな生活を続ける中で、おしゃれをして気分が上がることが少なくなっていった。服は気軽に洗えて、楽なもの。平日のバッグはPCが入るリュックで、休日は必要最低限のものが入るサコッシュ。年中スニーカー。アクセサリーは邪魔じゃないもの。
「いつものスタイル」に不満があるわけではないけれど、ずっとこのままで良いのかな? そんな風にモヤモヤした気持ちを抱えていたある日、会社に行く準備をしながら朝の情報番組をぼんやりと眺めていたら、ある人物が目に入ってきた。
トレードマークのショートカットに、カジュアルなコーディネート。モデルの田中美保さんだ。『Seventeen』や『non-no』『mina』など名だたる雑誌で活躍し続けている彼女は、昔も今もずっとかわいい。10代の頃と、2人の子どもを育てる今では変わっているところもあるはずなのに、なぜかいつも「カジュアルなのにおしゃれ」なイメージだ。
普通の働く女性でもおしゃれになれる? 年齢を重ねていっても(なんなら体型が変わってしまっても)自分らしいおしゃれを楽しむにはどうしたらいい? そんな疑問を、今回の特集「私の自己アゲ投資」に絡めつつ、田中美保さんにぶつけてみた。
■たくさんトライすることで自分らしいスタイルができてくる
――田中美保さんって10代の頃からずっと自分のスタイルが確立しているイメージなのですが、好きなものを選んでいったら自然とそうなったのですか?
かっちりした服が動きづらくてあまり好みではなくて(笑)、普段から基本的にコンサバティブな恰好はしないのですが、そういった自分の好きなスタイルと関わっている雑誌のスタイルがリンクしていって今があるように思います。雑誌でもプライベートでも自分の好きな服を着てきたかも。
その中で「自分では絶対に選ばないけど、意外と似合うかも」とか、逆に「今まで好きな色だったけど、意外と似合わないのかも」とかが分かってきたように思います。