※このコラムは「ラブ・イズ・ブラインドJAPAN」エピソード1〜11のネタバレを含みます。
■ハゲ問題は時に洗面所を戦場にし、時に友好をもたらす
美容師・リョウタロウと広告営業・モトミカップルのモトミご家族との顔合わせ。一番の大きなハードルであった超厳格なお父様は、サザエさんの波平さんのように「ばっかも〜ん!」と怒る昭和な感じかと思いきや、ハットに髭をたくわえ、ターゲットの息の根を静かに止めてくるイタリアンマフィアのような風貌のイケおじ。
モトミの前回の結婚相手との顔合わせ時は、父が即席を外したという前情報もあり、親父が雰囲気の全てを掌握する緊張感の走りまくるこの空間で、イケおじパパは「こういう番組は好きではないが、お互いの気持ちが大切」とモトミたちの気持ちを尊重してくれて、ホッと一安心。
人と仲良くなるにはまず共通点を探せ、とよく言いますが、リョウタロウはモトミとはチンチラの話題で、モトミパパとは脈々と受け継がれるハゲ遺伝子の共通点で一気に意気投合し、最終的に親父から「いい男じゃない!」を引き出すまでに至り、大成功に終わりました。
まさかのハゲ友好平和条約が結ばれる展開に、「ハゲの話題……ということはもし相手がモリさんだった場合でも親父を攻略できたということか……?」と一瞬頭をよぎりましたが、リョウタロウの決意の黒髪と人柄が成せた業だと思います。将来は洗面台の髪を拾うのは忘れずに。
■結婚の良さ、夫婦の良さが詰まったセリフ
「モトミがご飯を作るのと同じような感覚で、(髪が)伸びたら切る、それくらいはします」というリョウタロウのセリフ、めちゃくちゃ良くなかったですか? お互いが相手に与えられるものを自然に提供しながら支え合う感じ。
モトミ母が「私たち夫婦は二人で一人前だから!」と言っていましたが、それぞれができることを行って補い合うことで、一人でいるよりも二人の生活が素晴らしいものになる、まさに夫婦というものが詰まったセリフだなぁと思いました。