皆さんもすでにご存知かもしれませんが、軽自動車は日本独自の規格です。その中でもスーパーハイトワゴンに人気が集中しているのが昨今の状況です。
ではこのスーパーハイトワゴンってどの位人気が高く、理由って何なのでしょうか?軽自動車で背の高いモデルの人気やメリット・デメリットなどを解説してみます。
全軽自協の調べによると、2020年の統計では1~3位をスーパーハイトワゴンタイプが独占している状況です。ホンダ・スズキ・ダイハツの3社の軽基幹モデルに成長・熟成しているといえます。中でもホンダN-BOXシリーズは、2015年から1位の座を譲っていないという現状です。
■軽スーパーハイトワゴンが出てくる前は?引用:https://www.suzuki.co.jp/about/museum/1990s/
1993年にスズキ ワゴンRが登場しました。これまで、ハッチバックタイプの軽乗用車が多い中、ハイトワゴンとして登場したワゴンRは、爆発的な支持を得ました。
今まで軽で大きいモデルと言えば、キャブオーバータイプワゴンという選択肢であったと思います。エンジンを運転席やリアに収め、車内空間やラゲッジスペースを広くとったモデル達ですね。
例えば、エブリーやアトレー、サンバーなどになります。しかしながら商用的な印象も多かったモデル達になります。ワゴンRや後に販売されたムーブなどは、ボンネットを持つハイトワゴンとして人気を博しました。