いるのが当たり前の存在だった“人生の伴侶”に、離婚を迫られてしまったら……。
一人寂しい老後を過ごさないためにも、妻と今一度、関係を築きたい。
熟年夫婦に訪れる危機を回避するために、その対策を徹底特集。これで夫婦円満!
■仲本工事も…別れの危険サイン
今月19日、横浜市で『ザ・ドリフターズ』の仲本工事さんが車にはねられる事故で亡くなった(享年81)。芸能関係者の間で仲本さんの「老後生活」を心配する声が、日に日に高まっていた矢先であった。
「10年前に結婚した27歳年下の奥さん(54)が昨年7月に家を出たと報じられたんです。一緒に出演していたパチンコ関係のユーチューブでも、昨年夏頃から仲本さん一人に。離縁報道が出るたび、払拭のためか共演するんですが、それも続かなくて……」(芸能記者)
一部報道では、部屋の片づけもままならない状態だったという仲本さんの自宅。高齢での一人暮らしが厳しいものであることは、想像に難くないだろう。
では、妻たちが熟年離婚を考えたとき、どんな態度、行動をとるのだろうか。今回、専門家や“離婚予備軍”の妻たちの話から、その言動の傾向を徹底調査した。
離婚問題に詳しい、弁護士の小林嵩氏は、こう語る。
「相談に見える人のほとんどが、夫との会話がないんです。話をしたとしても子どもの進路など、必要最低限のことだけなんです」
4万件近い相談を受けてきた、離婚カウンセラーの岡野あつこ氏も同意見だ。
「奥さんがテレビやご近所の話などの世間話をしたり、ご主人に文句を言ってるうちはまだいいんです。