BTSファンは要注意!弁護士&離婚カウンセラーが解説する「離婚されない」ための10の心得 (3/4ページ)
こういう人は夫がいくら嫌だといっても、離婚に至ることが多いですね」(前出の小林氏)
■妻が急に優しくなって
また、会話なしとは逆の危険信号として、妻が急に優しくなるケースも。
「男性には分からないかもしれませんが“別れた後、夫に良い妻だったと思わせて、よりダメージを大きくしたい”という気持ちがあるんです。女の意地悪さなのかもしれませんが(笑)」(前出の岡野氏)
同じく、関係改善が難しいケースでは、家を売ったときの値段や夫の隠し通帳などを調べることも。
■別れてから最も大切なのはお金
「別れてから最も大切なのはお金。だから、財産分与でもらえるお金が、どれくらいあるか調べるわけです。不動産屋と会ったり、売却の見積もりを取っていたら、離婚の一歩手前」(前同)
何はなくとも、まずは金。離婚を決意した奥さんは、出費を控えるようになる。
「旦那さんがご機嫌伺いで旅行に誘っても渋るようになる。それどころか、自分の洋服も買わなくなる。こうして貯めたお金を、隠し口座に入れておく。女性は、一度決めたら、シビアなんですよ」(同)
■長電話相手は…
妻の様子がおかしいと思って、子どもたちに「お母さんから何か聞いてないか?」と探りを入れても無駄。熟年離婚では、子どもに愚痴や離婚相談することは少ないという。
「すでに子どもが成人していても、両親の離婚は嫌なもの。また、下手に賛成したら別々になった両親の老後の世話はより面倒になる。だから、離婚を決意した女性は、こうした“反対派”になる子どもではなく、すでに離婚した女友達などに相談するケースが多いんです」(同)
前出の吉澤さんも、長電話の相手は友人だという。
「私自身はまだ思い切れないんですが、離婚した友達に相談はしますね。