大僧正の愛した「納豆」
【前編】では、天海大僧正が、長寿の秘訣として粗食(素食)を薦めていたことを解説しました。
では、108歳まで生きた彼は、具体的にどのような食べ物を好んでいたのでしょうか?
その代表格として挙げられるのが、なんといっても納豆です。天海が会津藩の出身であることは前編で説明しましたが、納豆は会津地方の郷土食です。そして、特に味噌汁に納豆を入れた納豆汁のことを、当地では「天海さんの味噌汁」とも呼ぶとか。
それほどに天海が納豆汁を好んでいたのは、単に「ふるさとの味」だったからではありません。彼は、納豆が健康長寿に効果的な食べ物であることをちゃんと知っていたのです。