戦国時代は「椅子取りゲーム」から始まった!「明応の政変」後のややこしい争乱まとめ【前編】

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戦国時代は「椅子取りゲーム」から始まった!「明応の政変」後のややこしい争乱まとめ【前編】

最高権力者の三人の養子

近年、応仁の乱とは別に、戦国時代が始まるきっかけになったと言われているのが明応の政変と呼ばれるクーデター事件です。

「下剋上」「戦国時代」もここから始まった!?乱世の発端になった「明応の政変」とは何か【前編】

この事件の後に、首謀者である細川政元と、彼を巡る人々との間での争乱が続いていくことになります。

細川政元像(龍安寺蔵・Wikipediaより)

この争いの内容は、細かく見ていくととてもややこしいのですが、分かりやすくまとめて見ていきましょう。

まずは、明応の政変を起こした細川政元ですが、彼は11代将軍に足利義澄を据えて、それを裏から操る黒幕の位置につきました。事実上、幕府の最高権力者になったわけです。

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