投資の必要性はわかっているし、興味もある。資金もある。
しかし、日々の仕事に忙殺されるなかでなかなか投資についての勉強ができないという人は少なくないはず。
「医師」もきっとそんな層に入るはずだ。収入はあるが仕事があまりにも多忙で投資について学ぶ時間がない。『収益と節税力を最大化 医師の不動産投資超入門』(パノラボ刊)はそんな医師のための不動産投資の入門書だ。
本書によると、収入が高いものの多忙な医師には不動産投資が向いているそう。そのメリットと具体的なやり方について、著者の森田潤さんにお話をうかがった。その後編をお届けする。
――不動産投資は確かに医師に向いていると感じました。ただ、そもそも高収入を得ている医師が「転ばぬ先の杖」として安心できるような額のお金を不動産投資で稼ぐには、かなり大規模にやらないといけないのではないかという疑問も残ります。この点についてはいかがでしょうか。
森田:どのくらいの資産を築いたら安心かは人によりますが、不動産投資ってローンを組んで物件を購入して、そこから入る家賃収入でローンを返済していく、という「他力本願」の投資なんです。物件の購入もローンの返済も自分の懐をほとんど痛めずに他人の資本で行って、返済が終われば賃料は自分のものになって、手元にお金が残っていく。
これと同じくらいのお金を預金できるかといったら、ほとんどの方はできないんですよ。それならば、銀行が低金利で貸してくれるお金で物件を買って、ローンは賃料収入で返して、どこかのタイミングで売却して売買益を確定させたり、そのまま賃料収入を得続けたりしたほうがいいはずです。
それに今の不動産は亡くなったり就業不能になった場合はローンを返さなくていいという保険に入っていただくので、多額の所得控除がきく生命保険として考えられます。