シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Uさん(愛媛県・40代女性)
Uさんが小学生のころ、給食が休みで学校にお弁当を持参しなければならない日があった。
彼女が持たされたのは、母が作った「茶色いお弁当」。それを皆の前で出すのが恥ずかしくて......。
<Uさんの体験談>
小学5年生の頃のことです。お昼はいつも給食なんですが、その日は給食がお休みで各自、お弁当を持参する事になっていました。
母がお弁当を作ってくれていたのですが、朝、おにぎりにお茶漬けの素をかけているのを見て、私はすごく嫌な気持ちになっていました。
「恥ずかしくて見せたくない」周りの女子は色とりどりの可愛らしいお弁当ばかり。対して、私のお弁当は焼いたウインナーに鯖の塩焼きといった茶色いお弁当。それに、お茶漬けの素がかかったおにぎりです。
当時は6人で机を合わせて食べていたのですが、私はお弁当箱を開けるのが恥ずかしくて、食べないつもりでいました。
ですが、隣の男子が「お弁当忘れたん?」と声をかけてきたのです。次第に周りもザワザワしだして、先生まで様子を見に来る始末でした。
弁当を出さない理由を先生に聞かれた私は「恥ずかしくて見せたくない」と言いましたが、先生がいる手前、結局は出さない訳にもいかずに弁当箱を開けました。
すると、それを見た隣の男子が、笑いながらこう言ったのです。