親友を失い悲しみに暮れていたヤギが七面鳥と出会い、深い友情を築くまでの物語

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親友を失い悲しみに暮れていたヤギが七面鳥と出会い、深い友情を築くまでの物語

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 アメリカ・ニューヨーク州グランビルの保護区に、ヤギのブランカとベティがやってきたのは、2016年のこと。

 2匹の年老いたヤギの姉妹は、とても仲良しで、どんな時もお互いを労わりあって、一緒に過ごしていたという。

 ところが、ベティが5年後亡くなりブランカは生きる気力を失った。常に寂しそうなブランカを心配したスタッフだったが、思わぬ大親友ができることとなる。

 七面鳥のレニーは、施設に保護された直後からブランカに興味を示していたという。レニーのブランカへの興味は日に日に深くなり、心を閉ざしていたブランカも、レニーにだけは心を開くようになり、今ではいつも一緒に行動し、強い絆で結ばれたようだ。

・ヤギのブランカとベティが保護区に保護される
 過酷な境遇にある家畜動物たちを救済し、保護して世話をする動物保護区『Sleepy Pig Farm』にやってきた内気なヤギのブランカ(14歳)は、双子の妹、ベティと一緒に保護された。

 ブランカとベティは、とても仲が良く、何をするのも一緒で、片時も離れることはなかったという。お互いの存在に身体的にも精神的にも安らぎを感じていたようだ。

 年老いた2匹のヤギは、保護区に来て以来、過去に経験したトラウマから回復していたが、ブランカは左前脚に関節炎を患っていて、運動能力に支障をきたしており、歩き回るのが困難だった。

 1 日に何度も休息をとるブランカは、常にベティのそばで休んでいたという。[画像を見る] ・唯一の心の支えである姉妹を失い、悲しみに暮れるブランカ
 しかし残念なことに、ベティは 5 年後に虹の橋のたもとへ行ってしまった。
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