徳川家康の終の棲家「駿府城」に伝わる「異形のモノ」と七不思議【前編】

| Japaaan
徳川家康の終の棲家「駿府城」に伝わる「異形のモノ」と七不思議【前編】

徳川家康が、晩年(66〜75歳)を過ごした「駿府城」。現在は城があった場所は「駿府城公園」として整備されています。近年の発掘調査では「天守台」の大きさが日本最大だったということが判明しました。

実はその駿府城には、謎の異形のモノが出現した話や七不思議が伝わっています。今回は、現代にも伝わるそれらの話をご紹介しましょう。

家康が晩年を過ごした駿府城

 駿府城の東御門(写真:photo.ac)

JR静岡駅からほど近い場所に広がる「駿府城公園」。徳川家康が天正13年(1585)に築城、晩年を過ごした駿府城の遺構がある公園です。

現在では、東御門・巽櫓(たつみやぐら)・坤櫓(ひつじやぐら)が復元され、東御門・巽櫓では公園内で発掘された資料の展示や、徳川家康が幼少期に過ごした「竹千代手習いの間」などを閲覧できます。

また、日本庭園と茶室を備えた「紅葉山庭園」、発掘調査で出現した日本最大規模の慶長期天守台など見どころがたくさん。

家康の面影を偲びながらのんびり散策をたのしめますが、実はこの駿府城には不可思議な話がいくつも伝わっているのです。

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