これまで観測された中で最も遠い場所で磁場を検出

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これまで観測された中で最も遠い場所で磁場を検出

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 地球から110億光年ものはるか彼方にある銀河に、磁場があることが判明したそうだ。これまで観測された中では、もっとも遠い磁場であるという。

 その磁場は「ASW0009io9(9io9)」というビッグバンからわずか25億年後に誕生した銀河から生じている。

 9io9を調べることで、宇宙の進化にとって大切な時期である、初期の銀河の構造を覗き込むことができるという。

・宇宙の磁場
 この広大な宇宙において、磁場はごく普通にあるものだ。

 一般的に磁場は、電気を流す性質をもつ物質が運動エネルギーを磁気エネルギーに変換(ダイナモ効果)することで生じる。

 たとえば、地球にも地磁気があり、宇宙から飛来する宇宙線や太陽風などから私たちを守ってくれているが、その発生源は地球内部にある溶けた鉄やニッケルが揺さぶられることだ。

 銀河の磁場も同じようにして発生すると考えられている。

 銀河が回転するとき、その中にある荷電ガスも回転する。これがダイナモ効果を生み出し、磁場が発生する。

 ただし、それは地球の地磁気や太陽の磁場よりもずっと弱い。
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