一部のビールに魚の浮袋が使われていることを知ったビール愛好家が動揺、その他食品に含まれる驚きの原料

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一部のビールに魚の浮袋が使われていることを知ったビール愛好家が動揺、その他食品に含まれる驚きの原料

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 私たちが好む食品の中には、想像もしなかった驚きの原料が使われている場合がある。例えばビールもそうだ。

 爽快感あふれるビールはきつい仕事を終えた後、のど越しを潤すのに最適だと考える人も多いだろう。だが実は、一部のビールに魚の浮袋が使用されているのを知っている人はどれくらいいるだろう?

 それを知らなかった海外のビール愛好家の間で衝撃が走ったようである。

・一部のビールに含まれる魚の浮袋(アイシングラス)
 一部のビールやワインを製造する際にはアイシングラスが使用される。これは魚の浮袋のことで、「特定の魚の浮袋を乾燥、加工して作られたゼラチン状の物質」なんだそうでコラーゲンの一種だ。

 海外のビール専門家によると、多くのビール醸造所がこれを利用しているらしい。

 アイシングラスを使うと、ビールがより「クリアで鮮やかに」見えるため、これを使う正当な理由はあるというわけだ。

 醸造の課程でアイシングラスのほとんどは消失してしまうというが、動物性のものであることは変わりなく、厳格な菜食主義の人にとっては注意が必要になるかもしれない。

 ただし新興のビール醸造所は、潜在的な消費者に背を向けられることを恐れて、アイシングラスを使わないところも多いという。

 アイシングラスは、半透明の薄いシート状で流通しており、ゼラチンや他の競合製品が安価に製造される前は、アイシングラスはフルーツゼリーやブラマンジェなどの菓子やデザートに使用されていた。
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