シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Oさん(大阪府・40代女性)
その日、Oさんは仕事帰りの電車の中でパニック発作を起こしてしまった。
どうにか電車を降りて周囲の人に助けを求めたものだが......。
<Oさんの体験談>
3年前の11月ごろ、コロナ禍での出来事です。仕事帰りの電車の中で急に息苦しさと動悸を感じました。
最初はマスクのせいだと思っていましたが、やがて我慢できず途中で飛び出すように電車を降りました。
コロナ禍のご時世に...夫や妹に電話してみましたが、夫は仕事中、妹は遠方にいるためすぐに来てもらえず。そうしているうちにどんどん恐怖心が湧き上がってきました。
そんなことは初めての経験でした。あとで分かったことですが、この時の私はパニック発作を起こしていたのです。
その時の私は、少し休めば良くなるだろうと思い、駅員さんに「休憩できるところはありますか?」と聞いてみると「ないです」。冷たく返答されたように感じ、パニックはピークに。
改札を出てタクシーを拾おうにも携帯を操作できず、通りすがりの方に助けてほしくて「すみません、今時間ありますか?」とすがってみるも断られ、もうどうしようもなくて道端に座り込んでしまいました。
そんな時、1人の男性が声をかけてきたんです。
私が、体調が悪い旨を話すと、その男性は近くのイスのあるところに連れて行ってくれて、タクシーも呼んでくれました。おかげで、無事に帰宅することができました。